子供に読書をさせたい!けど、具体的な方法は?
最近、月2回の図書館通いをして、子供と一緒に読書をする習慣をつけています。
海外に引っ越すと決まってから、「こんなにも身近に図書館があったのに、何故あんまり活用していなかったのか…」とものすご~く後悔しています。
海外生活を送るとなると、なかなか絵本などは手に入らない生活になるだろうし。
(バンコクには紀伊国屋書店があるようですが、少し割高なようです。)
当たり前の日常が、当たり前でなくなるまえに…
読書をさせるきっかけ
息子が小学生になって、愕然としたことがあります。
平仮名、カタカナ、漢字、計算はなんとなくこなせていたのですが、読解力に問題があることがわかりました(;゚Д゚)
まず、問題の内容がきちんと理解できていない。
例えば「□の中から言葉を選びましょう」と書いてあるのに、自分で適当な言葉を考えて書いてあったり。
「この問題、意味がわからない!」と言われたら
「声に出して2回読んでごらん」と言うのですが、
平仮名は読めるけど、意味が理解できないようです。
「だから何?声に出したけど、わからないじゃん!!」っていつも言われるので、こっちも腹が立ってしまって、息子と喧嘩になることが多いです。笑
担任の先生にも「息子さんは、算数は得意なようですけど、今は計算だけだから良いですが、文章題とか出てくると解けなくなりますからね。国語力は必要ですね。」と言われる始末。
先生に「読解力ってどうやったらつきますかね?」と質問すると
「やっぱり読書ですよね。。。」と予想通りの回答が(;´・ω・)デスヨネ
少しでも改善出来たら…と思って、読書をさせることにしました。
今まで何故してこなかったのか?
息子が赤ちゃんの頃は、張り切って絵本を買い込んで、絵本を読んでいましたが…
1歳、2歳くらいから電車やバスが好きな息子は「のりもの」の絵本しか見なくなりました。
写真が載っていて「〇〇系〇〇」とか車両の名前が書いてあって、どこどこに行く…的な説明文ばっかりで、だんだん読んでいる私がつまらなくなってきた…というのもあるし、
息子も写真を見てるだけで大満足☆みたいな感じだったので、まぁいっかというずぼら母。
私の父から「子供のうちにたくさん本を読ませてあげなさい」と、お誕生日やお祝いごとの度にもらっていた、図書カードも貯まりに貯まっています。笑
どうやって読書をさせる?
★図書館へ行く
まず図書館に行って、子供に好きな本を選ばせました。
息子が借りたのは『かいけつゾロリ』のシリーズと、昆虫の本。
「どうしてその本を選んだの?」と聞くと
「前にお友達が学校の図書室で借りてておもしろそうだったから!」との返答。
帰宅して数分でパラパラパラ~っと読み終えて「あー、おもしろかったぁ!!」と一言。
ちょい、待て。
100ページ近くある本がそんな数分で読めるわけない!
「何がどうおもしろかったの?」って聞くと…
「ほら、ここのページがさぁ。。。」と絵を見せてきてゲラゲラ笑っている。
だめだ、こりゃ。(ΦωΦ)
★赤ちゃん用の絵本を音読させる
活字に慣れていない息子に、いきなり長編は無理だと思い、赤ちゃん向けの絵本を娘と一緒に読ませることにしました。
お調子者の息子は『だるまさんが』のシリーズを面白おかしく読むので、娘がゲラゲラ笑ってすごく喜んだのをきっかけに、息子は娘に読み聞かせをすることが好きになりました。
その後は『ノンタン』シリーズに移行し、少しずつレベルアップしていきました。
ある日、寝る前に息子が娘に読み聞かせをしてくれる、というので、お願いしてみたところ…
疲れていた娘は、コロリと寝て、おまけに横で聞いていた私も眠くて途中で寝てしまいました。
翌朝、息子に「寝てしまってごめんね。上手だったから寝てしまったわ。」と伝えると気をよくしたのか、「今日もお母さんも一緒に寝かしつけするよ!」と張り切ってくれています。笑 ぐうたら母でごめんよ(ノД`)・゜・。
ちなみにお昼寝なしで遊んだ日は、すぐに寝落ちするけど、そうでない日は読み聞かせしてもなかなか寝ません。笑
★読書日記をつける
なにか読んだ記録を残したいなぁ。といい方法を探していたところ、
フィンランドメソッドの『100さつ読書日記』という本を見つけました。

親子で書こう!100さつ読書日記―フィンランド・メソッドで本がすきになる
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色々と読書ノート的なものはあったのですが、たくさんある中からこれを選んだ理由は…
・実際にオススメの絵本が紹介されてるので絵本選びに困らない
・100冊分の表紙シールがついているので子供も楽しめる
・感想を書く欄がある
というのが理由です。
<実際の中身はこちら↓>
絵本ガイドでは、年齢別に絵本とその内容が紹介されています。
もちろん、この中から選ばなくてももちろん良いのですが…
表紙シールがついており、息子はこのシールが貼りたいがために、あえてこの中から選んでいます。
シールはこんな感じです。
記入欄は…
絵本のタイトル
作者
読んだ日
感想
評価
をつける欄があり、それぞれ埋めていきます。
息子の記入しているのを見ると、初期のころは「おもしろかった」だけの感想が、
回数を重ねるごとに、枠外にはみ出るほど感想を書いてある…ということも出てきました。
なんとなくですが、うまくいっているような気がします(´艸`*)しめしめ…
もちろん、100冊一人で読むのは無理だろうから、ちょこちょこ手伝ってはいます(´ω`*)
最後に
先日、ようやく「エルマーのぼうけん」と「エルマーとりゅう」を一人で読み終えることが出来て、とても喜んでいました(๑˃̵ᴗ˂̵)
うちの子供たちは、暗くなるギリギリまで家の外で遊んでいるタイプなので、寝る前の数十分しか読書の時間に充てられません。でも、少しずつ習慣化してくれるといいなぁと勝手な母の希望。
絵本の好き嫌いは、兄弟でも全然違うなぁ…思います。
男女の違いというのもあるのか…?
娘は、ものすごく絵本が好きで一度読んであげると、大体の内容を把握し、自分で絵を見ながら文章を思い出して勝手に読んでいます。
何度も繰り返し読むのは、ちょっとめんどくさいので(私が。笑)
「読んでみて~!次はお母さんも聞きたいな!」と言ってみたり。
文字はまだ読めないので、セリフとかは自己流ながら、聞かせてくれます。
今ハマっているのはノンタンのシリーズ。図書館へ返すのが嫌だ…と相当ゴネるので厄介。
図鑑とか写真の絵本は、ほぼスルー。物語やお話が好きなようです。
100冊達成したら、こちらに進みたいです(´▽`*)

小学生100冊読書日記―フィンランド・メソッドで本が好きになる (RYU SELECTION)
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また、経過報告出来ればと思います(*'ω'*)
ランキング参加しています☆
よろしくお願いいたします。
娘のトイトレの時に活用しました♪3歳児でも暗唱できます。

ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう (ノンタンあそぼうよ (8))
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『あわぷくぷくぷぷぷぷう』というフレーズが大のお気に入り。
息子が娘に読み聞かせをするきっかけになった本。
リアクション付きで読めばゲラゲラ笑ってくれます(´艸`*)